自らを痛め続けた男GOTOU
今年のプロ野球(特にセ・リーグ)が面白くないです。
我が巨人軍がビミョーな成績なのと、パに比べてレベルが低いせいかな、思っています。
勿論ヤクルトの山田選手の様な凄い選手もいるのですが、全体的には物足りません。
ただプロ野球の魅力はプレイの実力だけでは無いと思います。
個性的でユニークな選手が、猛者揃いの一流選手達の中でその特異な個性で異彩を放つ、そんな瞬間を見るのも楽しみの一つじゃないでしょうか?
・・・と格好良く書いたものの、今日ご紹介する選手は要は・・・あくまで個人的にですがお笑い担当だった選手です。
後藤孝志選手。今から15年程前の選手です。
彼の何が面白いのか・・・別段性格が面白くてインタビューで笑わせてくれるとかの類の方ではありません。真面目にプレイし真面目にインタビューを受けてらっしゃいました。
彼の事を覚えていらっしゃる往年のプロ野球ファンの方は当時中継を見ていて、彼が打席に立つとある1つの事だけを期待したのを思い出しませんか?
後藤・・・自打球当てろwww
彼は自分の打った球を自分に当てるスペシャリスト。それも物凄い高確率で自打球をやってくれるんです。
硬球が100km以上のスピードで当たるので、激痛に決まっていますね。
が、彼は引退までバッティングフォームを大きく変える事無く、自らの体に自ら打った打球を当てまくってくれました。
真剣な眼差しで思い切りバットを振って、その打球が自分に当たった時の彼の苦悶の表情は、申し訳無いですがファンにとって最高の癒しであり笑いでした。
youtubeには3球連続で自打球を打って顔を歪める彼の勇姿(笑)も載っているので、気になった方は見てみてください。
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